日別アーカイブ: 2020年4月15日

サンキュードラッグの取組

※20年度の掲載トピックスです

  • 「アルコール(手指消毒液)」を店舗入り口に設置
  • 店内カート・店内カゴ・チャージ機,セミセルフレジの消毒
  • レジ会計整列時の間隔を表示する
  • 育児相談会・スマイルクラブ・スマイカ体操教室・健康測定会等の一時休止
  • 化粧品のカウンセリング(お手入れ含む)の一時休止
  • 従業員の感染予防対策
    • 年日の横温(出社時にチェック表へ記入、上長確認)
    • 手洗い・手指のアルコール消毒の実施
    • レジ及び売場従業員のマスク着用

※ 取組詳細につきましては、下記のプレスリリースでご確認ください。
https://www.drug39.co.jp/themes/drug39/img/pdf/information_200410.pdf

社会的弱者ケア  


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店内が混雑することで、高齢者や身障者にとっての買い物が不自由になるケースが生じます。こうした配慮への一環として、優先時間帯を設けるケースがあります。

※ 以下は感染拡大時期において、スーパーが優先時間帯を設けていた事例です
 (2020年以降~)。

  • イズミヤ(大阪)は2020年4月から一時期において、開店から1時間を、妊婦、高齢者、体が不自由な人が、安全・安心に買い物ができる時間帯を設定しました。

イオンは一部店舗で、「ゆうゆう優先タイム」として妊婦や高齢者、身体の不自由な人、ヘルプマークを付けたお客様が優先的に買い物できる時間帯(14~15時)を設けました。 ※大阪府内のイオン、イオンスタイル、イオンエクスプレス

ライフコーポレーションは、開店から一定の時間を、高齢者や妊婦、身体の不自由な方とその介助者への優先時間として設定しました。

サンエー(沖縄)は、高齢者や妊婦、体の不自由な人(ヘルプマークを付けた人と介助者を含む)のための「優先時間帯(9~11時)」を設けました。

アルビス(富山)は高齢者や妊婦、体の不自由な人を対象とした「優先入店時間」を設定します。開店15分前に優先的に入店できる仕組みです。


従業員ケア

ワクチン接種の支援

 2021年夏ごろより、新型コロナウイルスワクチンの接種が進みました。感染拡大防止の観点から、スーパーを中心に従業員がワクチン接種をしやすい環境を整えるため、従業員を対象に特別有給休暇を付与する動きが広がりました。
 なおライフコーポレーションでは2021年夏場に、従業員のワクチン接種を支援(=特別有給休暇を付与)した際、従業員の休暇取得で店舗現場が手薄になりやすいことを踏まえ、店内での販促活動を控え目にする対応を進めました。

※ライフコーポレーション 2021年5月20日付プレスリリース
「新型コロナウイルスワクチンを接種しやすい環境を整えるため全従業員に特別有給休暇を付与」
※コストコホールセールジャパン 2021年6月3日付プレスリリース
「従業員を対象とした職域接種、ワクチン休暇の付与ならびに地域の皆様へのワクチン接種会場提供について」
※カインズ 2021年6月7日付プレスリリース
新型コロナワクチン接種時の特別有給休暇制度を導入
※ビックカメラ 2021年6月7日付プレスリリース
新型コロナウイルスワクチンの職域接種実施について

臨時休業の設定

新型コロナウイルスの感染が拡大していた時期は、従業員の健康などに配慮し、「臨時休業日」を設ける取組も見られました(以下、主な事例)。

  • スーパー大手のライフコーポレーションは、「店舗の衛生環境の維持」と「従業員の体と心のリフレッシュ」を図る観点から、20年5月18日~ 21 日までの間、各店舗で1日間の臨時休業を設定しました。
  • 阪急オアシスは従業員の健康等に配慮し、20年5月21日(木)に臨時休業を設定しました。(一部店舗を除く)
  • イズミヤ(大阪)は、20年5月28日(木)に臨時休業をすることとしました。(一部店舗を除く)

労い

 コロナ下での店舗業務は従業員の心身に負担がかかります。一部チェーンでは、慰労の意を込めて「一時金」を支給するケースもあります。新型コロナウイルスの感染拡大で一斉休校や外出自粛が広がり、スーパーを中心に来店客が増えています。このため通常より業務負荷が増大しているほか、子供の預け先がないパート従業員が出勤できないケースも広がっており、限られた人数で店舗運営を強いられているのが実情です(負荷がかかっている)。
※ 以下は感染拡大時期において、主なスーパー各社が一時金を支給した事例です
 (2020年以降~)。

  • スーパー大手のライフコーポレーションは2020年に、全国の従業員およそ4万人に対し、総額で約3億円の一時金を支給しました。業務量が増えたことへの「感謝の手当て」という位置づけです。 米国のウォルマートやクローガーといった大手小売業でも、新型コロナの感染拡大において、店舗で働く従業員への感謝の意を込めて、特別ボーナスを支払う動きが見られました。

※ライフコーポレーションは首都圏や関西で275店舗を展開。


2020年度に推進された、小売各社による特別手当など従業員支援の取り組み
  • イオンは緊急事態宣言の対象となった7都府県の店舗で、パートやアルバイト従業員に一律1万円の手当を支給することを決めました。
  • スギ薬局はすべての従業員2万6000人に対し、特別手当を支給しました。
  • 首都圏でドラッグストアを展開するトモズは、役員を除く社員とパート、アルバイトの従業員およそ3800人に対し「感謝金」を支給します。支給額は、社員が一律2万円、パートとアルバイトは1万円で、4月中に支給する予定です。
  • カワチ薬品はパート社員を含むすべての従業員6606人に対し、「感謝金」を支給しました。
  • 中国地方でスーパーを展開するハローズは、従業員約8200人に5月、6月と2回にわたって支援金を支給します。支給額は正社員と嘱託社員で1万円、タイム社員(社会保険加入のパート)は6000円、アルバイトは3000円と雇用形態により異なります。
  • 山口県を中心にスーパーを展開する丸久は、全従業員に「特別慰労金」1人一律5000円を支給します。また、従業員による買い物割引制度の割引率を5%→10%に引き上げ(6月まで)、福利厚生面のサポートを拡充します。 本件のニュースリリース
  • 宮城県を中心にスーパー・フレスコキクチを展開するフレスコは、店舗従業員やアルバイト社員約900人に対して、計約900万円の「感謝金」を支給します。
  • 新潟県を中心にスーパー(原信ナルス、フレッセイ)を展開するアクシアルは、アルバイトを含む社員約1万6300人に対して、特別休暇1日の付与と御見舞品(雇用形態別に2000円~5000円のグループ共通商品券)を支給します。
  • エブリイは、アルバイトを含む従業員約4500人に対して、「ヒーローボーナス(感謝金)」を計約7000万円支給します。(4月分に加えて、5月に2回目の支給を行うことを発表)
  • 家電量販店大手のエディオンは、従業員の労をねぎらうとして、すべての従業員に対して一時金を支給することを決めました。支給額は雇用形態によって変わるとしていますが、平均では1人当たり3万2000円ほどになります(5月に支給予定)
  • ミスターマックス・ホールディングス(福岡市)は、店舗勤務の全従業員や、店舗施設の衛生業務に従事する清掃スタッフに対して感謝金を支給します。正社員・常用パート社員に1万円を、一般パート社員・アルバイト社員・清掃スタッフに5000円を支給します。
  • コストコはパートタイム、アルバイトなどを含む全従業員約1万人に、総額約10億円の「特別手当」を支給します。(3月~6月で、計3回支給)
  • ジョイフル本田は全従業員約5500人(パート社員約2300人含む)に1人当たり3万円の特別報奨金を支給します。
  • コメリはパート・アルバイト従業員約1万5000人に対し、特別慰労金を支給します。
  • 西友は現場の全従業員3万3500名に対して、3億5,000万円の特別一時金「スーパーヒーロー・ボーナス」を支給します。
  • オーケーはパート・アルバイト社員を含む従業員約1万7000人に対し、総額約4億2000万円の特別手当を支給します。(4月分、5月分に加えて、7月に3回目の支給を行うことを発表)
  • 関西スーパーマーケットは5月上旬、アルバイトを含む全従業員へ「感謝特別支給金」を支給することを発表しました。対象者は、子会社を含む全従業員約5800人で、社員はグレード別で2万円~5万円、パート・アルバイトの時間給者は緊急事態宣言期間(4月7日~5月6日)の稼動に対し、1時間当たり100円~150円支給します。
  • セブンイレブンは、国内2万929店に、1店あたり10万円の「特別感謝金」を支給します。また、1店あたり6万円分のクオカードを「従業員特別手当」として配布します。

アプリの活用

※20年度の掲載トピックスです

店内の混雑状況の把握に向けて、自宅でも利用できるアプリを使った情報提供やサービスを行う動きが広まっています。

  • コメリのアプリでは、商品の位置情報や、在庫数、混雑時間帯を確認できます。
  • 三越伊勢丹は、デジタル施策への注力を通じ、顧客とのコミュニケーション強化を図ることを表明しました。自宅からも、スマートフォンからチャットを利用することで、プロや馴染みのスタイリストへの相談や、靴の3D計測サービス、事前来店予約サービスなどが利用できるようになります。
  • ヤオコーや東急ストアなどアプリ限定でチラシ配信を再開する動きが見られます。

【補足】Webサイトを活用した混雑状況の確認
・光洋は、各店のリアルタイムでの混雑状況をWebサイト上で提供し、混雑緩和のためにピークタイムを避けた買い物をよびかけています。

マルエツや東武ストアは、Tポイントデータと連携して、各店舗の時間帯別混雑状況を提供する取組を進めています。混雑度は前週同曜日のTカードデータを元に分析をしており、各社のアプリ、ホームページから確認できます。(6月上旬より開始)

・オーケーやサミットなどのスーパーでは、ホームページの各店舗ページに、Google マップの店舗情報へのリンクボタンを設け、現在の混雑状況を確認できるようにしています。

ネット注文の活用

※20年度の掲載トピックスです

外出自粛要請が長引く中で、食品や日用品等を販売する店内では混雑が発生しやすく、インターネット上で商品が購入されるケースが増えています。(商品受取場所は、店舗/ロッカー/自宅配送 など)

  • バローは、ネット上で注文した商品をドライブスルーで受け取れるサービス「ainomaピックアップ」をバロー広見店(岐阜県)で開始しました。バローのネットスーパー「ainoma」にて10時までに商品を注文し、受取先として「広見店」を選ぶ仕組みです。
  • イオンは、ネット上で注文した商品を店舗の駐車場で受け取れるサービスを、イオン羽生店(埼玉県)や小山店(栃木県)、熱田店(愛知県)で5月1日に開始しました。イオンのネットスーパーの買い物画面から商品を注文し、受取先として「店舗」を選ぶ仕組みです。現在対象店舗を拡大中で、5月18日時点では、東北を除く本州のイオン14店が対象となっています。
  • ニトリは、お客様と従業員の接触を減らす観点から、ニトリ公式通販サイト「ニトリネット」の利用を推奨しています。
  • 宅配ニーズの高まりでネットスーパーの営業範囲を広げる動きもあり、ライフとアマゾンの提携によるアマゾンプライム会員向け生鮮食品配達サービス「Prime Now(プライムナウ)」の配送エリアを5月下旬より東京20区に拡大しています。(4月、5月で13区追加)

メディカルグリーンの取組(調剤薬局)

※20年度の掲載トピックスです
感染拡大防止のために、中小規模の薬局においても、電子化対応を行う動きが広がっています。

北関東を中心に薬局を展開するメディカルグリーンでは、下記システムを用いてオンライン服薬指導を実施しています。
利用者は在宅のまま、薬の受取りと薬剤師への相談/説明を受けることができます。
・電子版お薬手帳
・医療向けテレビ電話システム